2011. 03/11 (金)
祈っています…。
【風友は3歳4ヶ月・暁希は1歳1ヶ月と22日】
今日の地震…。
ニュースを見ていると、涙が止まらなくなりました。
これが現実なんて。
悲しくて、
今も、映像を見ると動悸がします。
今夜は、眠れないです。
…地震が来た時、
子供たちは、お昼寝をしていました。
家全体が裂かれてしまうような激しい揺れと、
想像を絶する轟きに、
『とうとうこの時がきた』
と、頭が真っ白になりました。
…立っていられなくて、
眠る子供たちの間に膝をつきながら、
いつもタンスの上に置いているお守りを握りしめて、
都内にいる旦那さんや家族の無事を夢中で祈りました。
怖くて怖くて、半泣きになる。
子を持つ親は強いとゆうけれど、
ぜんぜん、あたしはダメでした。
…子供たちを起こさないようにと、
せめてもの抵抗で、小さく悲鳴をあげた。
たまらなく怖かった。
家族を失うかもしれないとゆう恐怖が、
何よりも怖かった。
…揺れの中で暁希が起きると、
風友も、
「ゆらさないで…!」
と、苦しそうに寝言を言う。
…あたしは暁希を抱き上げて、
片手で風友をなだめた。
子供たちを怖がらせちゃいけない。
頑張って笑顔を作った。
…部屋は、
電子レンジが落ちて壊れて、
脱衣場のドアもレールから外れて、
重たいピアノも、食器棚も、20〜30cmほど移動していた。
花瓶や写真立て、オモチャや洗面道具…。
何もかもが倒れて、床に散らばっていた。
…旦那さんからは、揺れが収まってすぐに電話があり、
実家とも妹とも、
やがて連絡が取れました。
旦那さんは、会社の車で帰って来るそうですが、
渋滞を考えると、
帰宅は、明け方になるだろうと思います。
余震が続く中、
それでも子供たちは二人で遊び、
念のためあたしは、
防寒着とオムツ、食べ物などを、ひととおりバックに詰めました。
お風呂にも入らず、
エアコンも18度に設定し、家中の節電をしました。
あたしに出来ることは、祈ることだけです…。
どうか、どうか、
これ以上、日本が悲しみに包まれませんように…。
Posted by anan at 23:25
