ananの出産ドキュメント ananが妊娠について学んだこと ananの妊婦なイラスト トップページへ戻る

『マタニティな日々と、ママの日々』
子供たちに読んでもらう時のために、素直な思いを綴っている日記です。
良かったら、読んでみてくださいね☆。。(開始日:2007年3月7日)


  

    

2011. 03/11 (金)

祈っています…。

【風友は3歳4ヶ月・暁希は1歳1ヶ月と22日】

今日の地震…。

ニュースを見ていると、涙が止まらなくなりました。


これが現実なんて。


悲しくて、
今も、映像を見ると動悸がします。


今夜は、眠れないです。



…地震が来た時、

子供たちは、お昼寝をしていました。


家全体が裂かれてしまうような激しい揺れと、

想像を絶する轟きに、


『とうとうこの時がきた』

と、頭が真っ白になりました。


…立っていられなくて、

眠る子供たちの間に膝をつきながら、

いつもタンスの上に置いているお守りを握りしめて、
都内にいる旦那さんや家族の無事を夢中で祈りました。

怖くて怖くて、半泣きになる。


子を持つ親は強いとゆうけれど、

ぜんぜん、あたしはダメでした。


…子供たちを起こさないようにと、

せめてもの抵抗で、小さく悲鳴をあげた。


たまらなく怖かった。


家族を失うかもしれないとゆう恐怖が、

何よりも怖かった。



…揺れの中で暁希が起きると、

風友も、

「ゆらさないで…!」

と、苦しそうに寝言を言う。


…あたしは暁希を抱き上げて、
片手で風友をなだめた。


子供たちを怖がらせちゃいけない。

頑張って笑顔を作った。



…部屋は、

電子レンジが落ちて壊れて、

脱衣場のドアもレールから外れて、

重たいピアノも、食器棚も、20〜30cmほど移動していた。


花瓶や写真立て、オモチャや洗面道具…。

何もかもが倒れて、床に散らばっていた。



…旦那さんからは、揺れが収まってすぐに電話があり、

実家とも妹とも、
やがて連絡が取れました。


旦那さんは、会社の車で帰って来るそうですが、

渋滞を考えると、
帰宅は、明け方になるだろうと思います。



余震が続く中、

それでも子供たちは二人で遊び、

念のためあたしは、

防寒着とオムツ、食べ物などを、ひととおりバックに詰めました。


お風呂にも入らず、

エアコンも18度に設定し、家中の節電をしました。



あたしに出来ることは、祈ることだけです…。


どうか、どうか、


これ以上、日本が悲しみに包まれませんように…。

Posted by anan at 23:25

ページのトップへ上へ

  

    
    


3

2011


    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    





powered by a-blog
RSS1.0






Copyright (C) 2009 いつかあなたへ All rights reserved.