2008. 11/10 (月)
乳腺炎、涙、涙。
…この日の日記は、
旧ホームページの閉鎖に伴う『空白の3か月』の中で、
唯一、yahooのキャッシュに残っていたものを復元しました。
【風友は1歳0ヶ月と27日】
昨日、朝方からおっぱいが赤く腫れてきたために産院に行ってみたら、
結果…やっぱり乳腺炎でした。。
乳腺炎というと、分泌の良いおっぱいが詰まるという印象があるけれど、
あたしのように、細菌の感染による乳腺炎もあるみたいです。。
とにかく風邪でないことに安心はしたけれど、
(風友にうつらないから☆。。)
ただ…、この乳腺炎をキッカケに、
風友が、おっぱいを飲んで泣くようになってしまいました…。
乳腺炎の時はおっぱいを溜めないのが一番なので、飲ますようにと言われたんだけど、
味がやっぱり違うのかな、
少し飲んでは、泣くの繰り返しなんです…。
(ちなみに今の風友の授乳は夕方のお昼寝前と就寝前、そして夜中です)
更に昨日は、診てくれた先生にも、
『そろそろ卒乳してください』と言われてしまい、
あたしの中で、何か突然、訳の解らない事態が起きているような感じがしたんです…。
…卒乳…するの?
自分の中では、『自分で無理なくやめようと思えるまで』。
周りの友達にも一番多い、『1歳半位』をめどに授乳を続けようかなと思っていたんだけど、
まさか、こんなに早く卒乳の影が訪れるなんて…。
「…かざちゃん、ママの おっぱいおいしくないけど、ごめんね、飲めるかな…?」
…夜、何度トライしてみても、
風友は、少し吸って泣き出してしまう。
おっぱいで寝付いていた数日前の事が、
まるで絵空事であったと言うように。
泣く風友を旦那さんと交互に抱っこしてあやしながら、
あたしは急に、風友との絆が切れてしまったように思えて、悲しくなった。
おっぱいを 拒絶されるって、こんなに悲しいことなんだ…。
朝方、目を覚まして未だ泣き続ける風友に『いぬのおまわりさん』を歌いながら、
あたしは、糸が切れたように泣けてきた。
イヌとネコは言葉が通じないから、
だから、イヌのおまわりさんはネコの言っていることが解らなかったんだ…。
わんわん、わんわん頑張ってみても、
あたしの想いも、もうおっぱいというかたちでは、風友に伝えられなくなっちゃったのかな…。
「まだ、おっぱいをあげたいよママ…」
ママも、成長しなきゃいけない時期なのかな。
気付いたら、ママの方が置いてきぼりだったのかな。
目の前には今もこうして風友がいるのに、
どうしてかな。
不思議とこの寂しさは、埋まらないよ。
Posted by anan at 16:30
