ananの出産ドキュメント ananが妊娠について学んだこと ananの妊婦なイラスト トップページへ戻る

『マタニティな日々と、ママの日々』
子供たちに読んでもらう時のために、素直な思いを綴っている日記です。
良かったら、読んでみてくださいね☆。。(開始日:2007年3月7日)


  

    

2008. 11/10 (月)

乳腺炎、涙、涙。

…この日の日記は、
旧ホームページの閉鎖に伴う『空白の3か月』の中で、
唯一、yahooのキャッシュに残っていたものを復元しました。


【風友は1歳0ヶ月と27日】

昨日、朝方からおっぱいが赤く腫れてきたために産院に行ってみたら、

結果…やっぱり乳腺炎でした。。


乳腺炎というと、分泌の良いおっぱいが詰まるという印象があるけれど、

あたしのように、細菌の感染による乳腺炎もあるみたいです。。


とにかく風邪でないことに安心はしたけれど、
(風友にうつらないから☆。。)

ただ…、この乳腺炎をキッカケに、
風友が、おっぱいを飲んで泣くようになってしまいました…。



乳腺炎の時はおっぱいを溜めないのが一番なので、飲ますようにと言われたんだけど、

味がやっぱり違うのかな、

少し飲んでは、泣くの繰り返しなんです…。
(ちなみに今の風友の授乳は夕方のお昼寝前と就寝前、そして夜中です)

更に昨日は、診てくれた先生にも、
『そろそろ卒乳してください』と言われてしまい、

あたしの中で、何か突然、訳の解らない事態が起きているような感じがしたんです…。


…卒乳…するの?


自分の中では、『自分で無理なくやめようと思えるまで』。

周りの友達にも一番多い、『1歳半位』をめどに授乳を続けようかなと思っていたんだけど、

まさか、こんなに早く卒乳の影が訪れるなんて…。


「…かざちゃん、ママの おっぱいおいしくないけど、ごめんね、飲めるかな…?」


…夜、何度トライしてみても、

風友は、少し吸って泣き出してしまう。


おっぱいで寝付いていた数日前の事が、

まるで絵空事であったと言うように。


泣く風友を旦那さんと交互に抱っこしてあやしながら、

あたしは急に、風友との絆が切れてしまったように思えて、悲しくなった。


おっぱいを 拒絶されるって、こんなに悲しいことなんだ…。


朝方、目を覚まして未だ泣き続ける風友に『いぬのおまわりさん』を歌いながら、

あたしは、糸が切れたように泣けてきた。


イヌとネコは言葉が通じないから、

だから、イヌのおまわりさんはネコの言っていることが解らなかったんだ…。


わんわん、わんわん頑張ってみても、

あたしの想いも、もうおっぱいというかたちでは、風友に伝えられなくなっちゃったのかな…。


「まだ、おっぱいをあげたいよママ…」


ママも、成長しなきゃいけない時期なのかな。

気付いたら、ママの方が置いてきぼりだったのかな。


目の前には今もこうして風友がいるのに、


どうしてかな。

不思議とこの寂しさは、埋まらないよ。

Posted by anan at 16:30

ページのトップへ上へ

  

    
    


11

2008


            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            





powered by a-blog
RSS1.0






Copyright (C) 2009 いつかあなたへ All rights reserved.