【風友は10歳0ヶ月・暁希は7歳9ヶ月】


11月に入り、朝晩がかなり冷え込むようになってきました！。。


我が家はと言うと、驚く事に今月の土日はすべて風友のサッカーの試合で埋まっています…！。。
(さすがにこんな事は初めてです☆。。)


…でも、ご存知の通り、
パパはコーチをしていて、暁希も下の子ちゃん達と遊べる事を毎回楽しみにしているので、

それはそれで、楽しくて刺激的な週末を送れているかな…？☆



…ただひとつ、問題な事。。


風友の熱狂的なサポーター(？)であるあたしは、

試合毎に、彼についついダメ出しをしてしまいがちです。

ダメだと解ってはいるのですが、


『なんで練習で出来ている事ができないの？』とか、

『全然走れてなかったよ！』とか、

『勝ちたい気持ちがが感じられない』とまで…。


…もちろん、頑張っていたな〜！☆と思う日には、誉めすぎなくらい誉めるのですが、



風友、気持ちが弱いのかな…。


強い相手には怯んでしまったり、やる気がない時は味方任せにしてしまうなど、

その日その日のプレーに、結構なムラがあるんです。



上手い下手は別として、

毎回毎回、全力でプレーをする風友が見たい…！



…と、プレッシャーばかりかけてしまっているあたし。



こんな事では、ダメだよね。


全然、サポートになっていないよね…。





…昨夜、

風呂上がりの風友の足を、ふと思いついてマッサージをしてみました。


「………」


最近はあたしに触られるとことごとく嫌がる風友ですが、

この時は、おとなしくマッサージをさせてくれていました。



すると…、


風友の両スネに、

湿疹や、かぶれの跡があることに気付きました。


ソックスの中に入れる『すねあて』で、かぶれてしまった跡でした。



…そして、

足の甲や親指の付け根…。


ボールを蹴る時によく当たる部分が、赤く、固くなっていました。



「………頑張ったね…」



風友の両足を撫でながら、

あたしの口からはその言葉がこぼれていました。



涙が溢れました。



あたしはバカだ。


あたしは、この子のサッカーばかり見ていて、この子の足を見ていなかった。


この足は、どう見たって、『頑張った足』だ。



週末に少年団、平日にサッカースクールに通って、

気持ちの弱いところのあるこの子なりに、一生懸命にサッカーをしている。



あたしは母親として、

プレーだけでなく、この子の足を見てあげなきゃならなかったんだ。



そんな事に初めて気がついたよ、


ごめんね…。




「…かざ、足の湿疹、クリーム塗ってあげるね」


…布団に入っていた風友の足にクリームを塗ると、


風友は、


「ありがとう…」


心なしか、嬉しそうに言いました。




ママこそだよ、

ママの方こそ、ありがとう…。



大好きなあなたの頑張る姿を見ていられる事が、何より嬉しい。


これからもママは、風友の事を応援していくからね…☆