2021. 04/26 (月)
おんぶをした日…☆
今日、学校から帰ってきた風友と話している時に、
ふと、おんぶの話になりました。
…今まさに、あたし達の背の高さは同じくらいで、
体重も、多分同じくらいなんです!
(風友は筋肉で、あたしは脂肪ですが…。。)
「…多分俺、ママのことおぶれるよ」
そう言って、あろうこにあたしをおぶってみると話す風友。
「…いや、だめだよ、無理だって!。。」
自分の贅肉の重さは解っているし、
第一自分の子供だし、
おんぶなんて『そんな危ないことさせられない!』と思ったのですが…、
(あたしが重すぎて、風友が腰を痛めるイメージしか沸かない…!)
風友に促され、試しに背中に回ってみたら、
怖くて、ぴょん、と飛び乗れずにいるあたしを、
ひょい、ひょい、と持ち上げて、
軽々しく…は、ないと思うのですが、
完璧に、おんぶしてみせたんです。
「…うわ、嘘!…すごーーーーーい!!!。。」
…衝撃でした。
風友は、そのまま部屋の中を歩きましたが、
「もういいよ、…下ろして!。。…かざ、すごいね…!」
あたしには、怖くて、落ち着かなくて、
変なことを口走りながら、
風友の背中でわめいた数秒間でした。
よく考えたら、
…同じ体重くらいの人をおぶるのは、出来て当たり前のことなのですが、
あたしにとって、風友はやっぱり子供だからなんでしょうね…。
あたしをおぶるなんて出来ない、
ママは重いから、ケガしちゃうよ、
危ないことしないで、
そんな考えが、今の今まで、あたしの中にあったんです。
風友が生まれたその日から、ずっと。
「…もう、今度はかざがママを守ってくれる番なんだね…」
寂しいやら、でも嬉しいやらで、
よくわからないことを口走るあたしに、
風友も笑いながら、否定的な答えはしませんでした。
(おんふがとにかく衝撃すぎて、会話の内容は忘れてしまいました…。。)
…あたしの中で、
今日は、ひとつの区切り。
と言っても、特に変わることはないけれど、
赤ちゃんの頃から、
何度も何度も、何度も抱き上げてきた風友が、
いつしか一人前になって、
とうとう、あたしをおぶってみせたんです。
すごいね、風友。
大きくなったんだね…。
成長が寂しいと感じることの方が多いあたしだけれど、
なんだか今日は、
素直に嬉しい。
そう感じたことも、不思議でした。
…その後、風友は友達とサッカーをしに、出掛けていきました。
おんぶ記念に写真撮らせて!と言ったら、
なんだか、中途半端な笑顔を見せてくれました…☆。。
…そして夕方には、
両親が、採れたての野菜をもってきてくれました。
いつもありがとう。
今度、ゆっくり会いに行くね。
成長した風友と暁希も、連れていくからね…☆
(ばぁばも、おんぶしてもらうと感激するかもね…☆)
…あ!
ちなみに、あたしも風友をおぶったのですが、
なんだかもう…ギリギリでした☆。。
これ以上大きくなったら、無理かもしれません…。
なんだか、そっちの方が悲しいです☆。。
Posted by anan at 23:03
