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『マタニティな日々と、ママの日々』
子供たちに読んでもらう時のために、素直な思いを綴っている日記です。
良かったら、読んでみてくださいね☆。。(開始日:2007年3月7日)


  

    

2009. 02/13 (金)

ママの落ち度…。

【風友は1歳3ヶ月と30日】

昨日は天気が良かったので、風友を連れて近所の公園へ行ってきたのですが、

その帰りに…衝撃的な事件があったんです。

…それは、

「…ぁうぁう」

陽だまりもゆるやかな午後2時過ぎに、
手を繋いで空き地を歩いていた時の風友のひと言。


あたしは首を傾げた。

犬が鳴いているから、おそらく『わんわん』と言ったんだろうけど…、
今のは、なぜこんなに籠もった喋り方なんだろう?

ふと風友の顔をのぞき込む。

…そして次の瞬間、
あたしは『まさか!』と思い、とっさに風友に向き直った。

「…かざちゃん!お口、何か入ってるの?!」

さっき公園で、この子は口に石を入れようとしていた。

その時は叱ってやめさせたけど、もしかして…!

「…あぁーん!!」

風友がわめくと同時に、あたしはその口の中に人差し指を突っ込んだ。

…すると、

「やっぱり…!」

風友の口から、唾液まみれの石がゴロンと空き地に転がり落ちた。

直径1cmくらいの、角のない丸い石…。

「かざちゃん、ダメだよ、大変なことになっちゃうんだよ…!」

心なしか呆然としている風友の口元を拭うと、
あたしはそう言いつつも、自分の落ち度を深く嫌悪した。

…あたしがデジカメをいじっている隙に、風友は口に石をいれたんだろう。

大好きな卵ボーロと似た形の石。

それは、予測出来た事なのに…。

「…でも、今日のはママがいけなかったね…」

あたしは風友を抱き上げた。

家に帰ったら、せめて念入りに手を洗ってあげよう。

この子はまだ、食べ物とそうでないものの区別が出来ない、幼児なんだ…。

『石は、美味しくなかったでしょう、ごめんね…』

気持ちを落ち着かせるように、改めて帰路につく。

心で風友に問いかけながら、

あたしはゆっくりと、風友のぬくもりに頬寄せた…。

Posted by anan at 17:12

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