2008. 03/31 (月)
戦争を感じて

【風友は生後5ヶ月と17日】
昼間、風友を膝に寝付かせて、
先日ビデオに撮った「東京大空襲」を観ました。
泣くだろうなと思ってはいたけれど…、
…結果、まんまと泣きました。
とにかく戦争の悲惨さを訴えかけたいという真意があったのかな。
登場人物に感情移入させられては、命が奪われるさまを残酷に見せつけられるの。
愛する人を失い、
親が子を失い、子が親を失い…。
目の前で愛する人が炎に包まれていくなんて、
そんな残酷なことが現実にあったんだよね…。
…劇中、3ヶ月くらいの赤ちゃんが破傷風になって息を引き取った瞬間、
『ああヤバい…』と、風友を抱いたままトイレに行き、
うーうー…と、静かに泣きました。
(ちょうどトイレもしたかった)
…その赤ちゃんは、
次々と命が消えてゆく空襲のさなかに、お母さんが命と引き換えにして産んだ赤ちゃんだった。
戦争で亡くなられた多くの命への哀悼の意も込めて、
せめて、その赤ちゃんにだけは助かってほしかったのにな…。
結婚して風友を産んだ今のあたしには、
とにかく、一人で観るには辛すぎる作品でした。
…そして、写真は今夜の風友です。
あたしたちや風友がこうして今笑顔でいられるのも、
そんな悲しい過去が礎にあるからこそなんだと、
風友にも、いつか話そうと思います。
Posted by anan at 20:43
