2008. 12/14 (日)
大切なピアノ
【風友は1歳2ヶ月と0日】
今日はあたしの実家から新居へ、ピアノの搬入がありました☆
あたしと妹が小さい時に買ってくれたピアノを、
妹の承諾も得て、あたしがもらうことになったんです。
…当時父の好みで父が選んだ、木のピアノ。
言うなればそれは、
あたしたち姉妹の成長と一緒に実家に馴染んだ、家族同然の宝物。
その都度知らないキズも増え、
優しい音色を奏でる鍵盤も滅多に触れらることもなくなってしまったけど、
今では…その姿かたちすべてが愛おしい、
大切な、ピアノなんです。
…そのピアノが、運び出される今日。
「しっかりした雨だよ…」
朝、玄関に新聞を取りに行った旦那さんが、げんなりしてつぶやく。。
新居は2階に搬入先のリビングを構えたので、
ピアノは、クレーンを使って吊り上げる予定なんです。
なのにこの雨とは、なんと不運な…!
…あたしと旦那さん、そしてあたしの両親もさすがに不安が隠せない。
けれど…、
『お任せください!』
とばかりに、
ピアノ搬入業者さんは巧みにクレーンを操り、ピアノを2階の窓からリビングに入れていく。
後に旦那さんが、
『感動した…』
と語るそのプロの業のおかげで、
雨の中、ふとんにくるまれた大切なピアノは、
無事、新居のリビングの一角におさまりました…☆
…このピアノは、
これからまた、ここで風友を見守りながら第二の役目を果たしてゆく。
搬入を見守る父は少しものさびしそうだったけれど、
お父さんが買ってくれたピアノは、
まだまだこれから、もっともっと、皆に大切にされてゆくからね…。
「…あぃっき!☆」
嬉しそうに新居のリビングを歩き回る風友が、
旦那さんに促され、ピアノに触ろうと手を伸ばす。
…それはね、ママの大切な宝物だよ☆
大切にしてね、風友…☆
Posted by anan at 22:24
