【風友は生後7ヶ月と3日】

今日の夜は旦那さんの実家へ☆

実は昼間、里帰り中のお義姉さん夫婦へのプレゼント(赤ちゃんのお洋服☆)を探しに行ったんだけど、
しっくり来るのが見つからなくて。

あたしも旦那さんも、なんとなく不発。

せっっかく、可愛い旦那さんの甥っ子クンに会うんだから、
出来れば今日、何かひとつでもプレゼントを渡したかったな…。

…ただでさえ優柔不断なあたしと旦那さんは、
気合いが入る買い物に行くと、必ずこう。

何も買わないまま、終わっちゃうんです。。

…情けないね★

「今日はね、(赤ちゃんが)昼間いっぱい寝たの」

夕刻、いつもキレイに片づいているリビングに皆が集う☆

可愛くも凛々しい旦那さんの甥っ子クンは、お義姉さんの腕にちょこんと収まりながらのお目見え！☆

「…あ！また顔がしっかりしてきたね！」

キッチンのお義母さんを手伝うあたしの視線の先で、
風友を抱いた旦那さんが、まじまじと甥っ子クンを見つめる。

『姉ちゃんに赤ちゃんが産まれて、本当に嬉しい』

…旦那さんは先日、しみじみとそう呟いたっけ…☆

姉弟で互いの子供を抱き、育った家でくつろぐなんて、
なんだかあたし、今すごく幸せな光景を見てるんだな…。

「抱いてみて☆」

お義姉さんが、赤ちゃんをあたしに抱かせてくれる。

まるで空気を抱いているように、…軽い☆

ゆっくりと、一生懸命に体を動かして辺りを仰ぐ、
ちいさい、ちいさい甥っ子クン☆
(ちなみにあたしの甥っ子くんとは『クン』で区別しました)

かわいい…！☆☆☆

…胸がキュンとなる。

―今宵も、賑やかなリビングに集うひとつの家族。

あたしは少し、この頃の風友を思い出しながら、

…新しい『いのち』を、だいじにだいじに抱きしめた☆