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『マタニティな日々と、ママの日々』
子供たちに読んでもらう時のために、素直な思いを綴っている日記です。
良かったら、読んでみてくださいね☆。。(開始日:2007年3月7日)


  

    

2010. 11/04 (木)

公園と、緊急外来…。

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【風友は3歳0ヶ月・暁希は生後9ヶ月と18日】

昨日は、旦那さんが休日出勤だったので、両親と公園に行きました。

青空も高く、空気も澄んで、とても気持ちよく過ごしていたのですが…、

「……暁希、どうしたのそれ!?」

…母に言われ、
暁希の急変に気付きました。

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お昼を食べてから1時間後くらい。

顔、首を中心に蚊に刺されたようなじんましんが出て、
真っ赤に腫れ上がり、

耳も、もとの窪みがわからないほど…、
2倍近くに膨れ上がってしまっていました。

「もしかして…、やっぱり…卵……」

眠さとかゆさで、あたしの胸に顔をこすりつける暁希を抱きながら、

あたしは、小さく呟いた。

先日、お寿司屋さんで卵焼きを食べた後も、全身に発疹が出た。

もともと頻繁に湿疹が出る暁希だから、
卵が原因か、乾燥が原因の発疹かはその時わからなかったけれど、

今日ははっきりと判った。

さっき食べた、卵が原因だ…。

「病院連れていこう!」

可哀想に、可哀想に…と繰り返す母に促され、
あたしたちは、暁希を急患で診てもらう事に決めた。

…この時の暁希は…、
まるで特殊メイクを施したかのように、顔つきが変わっていた。

いつもは正面からは見えない耳も、

腫れ上がったせいで起き上がり、不自然に顔の両端に存在していた。

風友が、

「あかちゃん、大丈夫だよ…」

と言って暁希の頬を撫でた時、

あたしは、一瞬涙が出そうになった。


…父の運転で、小一時間ほどで病院に到着する。

急患で小児を受け入れてくれる病院は、県南では数少なくて…、

だからかな?

病院の待合室に付くと、子供の姿が多くて少し驚いた。

受付を済ませて待っていると…、

「…暁希くん!聞いた名前だと思ったよー」

程なくして、耳慣れた声が聞こえた。

この病院のICUで働く、友達が来てくれたんです!

…あたしは安心して、
糸が切れたように友達に状況を話した。

実はここに来るまでの間に、発疹はかなりひいてしまったんだけど、

「…いいんだよ。じんましんは急患で来なきゃだめ!危ないんだから」

友達に言われて驚いた。

まず暁希も、着くなり指先から酸素濃度を測ったのですが、

場合によっては、喉の内側粘膜にも発疹が出て腫れるので、呼吸が困難になる場合もあるんだそうです…。

…無知なだけでは済まされない場合もあるんだと、

身が縮む思いでした。


「あかつきくん、どうぞー」

…先生に呼ばれて診察を受けた後は、

暁希だけが処置室に残されて、
血液検査と、点滴を付けてもらう事になりました。

「終わったらお呼びしますね」

優しい笑顔の看護師さんに促されて処置室を出ましたが、

扉越しから、ひたすら泣き続ける暁希の声を聞いて…、

暁希が可哀想なのと、
看護師さん達に申し訳ない思いで、

とてもとても、いたたまれない気持ちになりました。

やっぱり…押さえつけて強引に処置をしなきゃいけないから、
(でなきゃ余計に赤ちゃんに危険ですもんね)

親は、同席出来ないのかな。

解ってはいたけれど、

親心に従えるならば、
暁希に、ついていてあげたかったです…。


…点滴を付けて出てきた暁希は、

あたしに抱っこされると、やっと泣き止みました。

「お待たせしました!やっぱりママだと泣き止むね…良かったね…☆」

にっこりと笑顔を浮かべる看護師さんが、とても頼もしく思える。

子供の事で、病院にかかる度に思います。

看護師さんて、本当にすごいです…。


…暁希の左手は、
手の甲に刺さった針先が抜けないように、テーピングと包帯がぐるぐる。

本人も気になるのか、何度もかじろうとするので、

あたしも、ディフェンスに必死でした。


…点滴が落ち終わるまでの1時間は、

風友と母で病院内をお散歩したり、
父も大好きなアイスを食べたりと、

それぞれ、ゆっくりと過ごしました。


…今日のところは、もちろん大事には至りませんでしたが、

これからは、卵を極力摂取しないようにと言われました。

血液検査の結果は来週の金曜日に判りますが、

卵アレルギーに、多分間違いないだろうとのことでした…。

そうなると…、やはりいろいろ考えます。

気軽に食べさせていたもの、すべてに気を払わなきゃならなんですね…。

…なのにまず考えたことは、

『1歳の誕生日のケーキ、卵を使わない物を自分で作らなきゃ!』

でした。

我ながら、考えることがずれています…。


これからは、暁希を守らなきゃ。



…帰りの車では、

暁希も、やっとぐっすりとお寝んねが出来ました…。

家に着くと、

早く帰って来ていた旦那さんが、心配そうに暁希を迎えてくれる。

…部屋に入ると、
暁希は、もぞもぞと遊び始めました。

良かった…。

まだ顔は腫れぼったいけれど、
元気そうです…☆



…昨日は、こうして大変な一日になってしまったけれど、

暁希にアレルギーがあることが判っただけでも、良かったんですよね…。

今まではプリンや、お菓子、料理の繋ぎ程度の卵を与えていたけれど、症状は出なかったんです。

もし知らずに、
大量に卵を与えてしまっていたら…と思うと、
本当に怖いです。


そして、昨日は父と母がいてくれて、本当に良かったです。

ありがとう、
お父さん、お母さん…。



公園も、
また、一緒にリベンジしようね…☆

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Posted by anan at 13:34

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