【風友は7歳6ヶ月・暁希は5歳3ヶ月】


今日はダンスの教室がお休みだったので、

夕方、子供達と一緒に歩いて買い物に行ってきました☆


…そしたら暁希、タンポポの綿毛を見つけたようです…☆

「ママー、ふいてもいーい？」


…そう聞くと、こちらを見上げて動かなくなった暁希。


律義に、あたしが『いいよ』と言うのを待っているのかな…？


「もちろんいいよ☆」


そんな様子が可愛くって、

あたしも、カメラを構えてこの瞬間を写そうと思いつきました☆


すると…、


「…こうやってふくんだよ、ほら！」


突然前を歩いていた風友がやって来て、

綿毛になったタンポポを『ブチッ』を摘んでしまいました！☆。。


「…！！！」


一瞬、暁希は驚いた顔をしましたが、


「せーの！」

二人一緒に、綿毛に向けて息をを吹きかけました…！☆


「わあーーーー…☆」

…ふわぁ…っと舞う綿毛。


風に乗って、あちこちに舞い踊りました。


「…来年、ここにいっぱいタンポポが咲くね。かざと暁希が、ふーってしたからだね…☆」


あたしが言うと、

暁希は、それこそタンポポのような顔で満足そうに微笑みました…☆




「…よっしゃーーー！！！はやくウキウキやるぜ！！！！！☆」


100円のカードゲームが早くやりたくてたまらない風友は、タンポポどころではないようでしたが、


ママも子供の頃、たくさんのタンポポの綿毛を飛ばしたなあ…☆


なんて考えていたら、

なんだかとても、幸せな気持ちになりました…☆



肩組んで歩く、二人の後ろ姿。



こんな、ふとした日常の一こまが、

ずっとずっと、思い出に残ってゆくんだろうな…。



タンポポが、いつまでも毎年、毎年、咲き続けますように…☆