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『マタニティな日々と、ママの日々』
子供たちに読んでもらう時のために、素直な思いを綴っている日記です。
良かったら、読んでみてくださいね☆。。(開始日:2007年3月7日)


  

    

2016. 02/24 (水)

最低なママ…。

画像(192x320)・拡大画像(240x400)

【風友は8歳4ヶ月・暁希は6歳1ヶ月】


写真は、日曜日の風友です。


二重跳びの回数を競ってあたしに負けた事が悔しいのか、

外で一生懸命に二重跳びの練習をしていました…☆

(おかげで一昨日あたりから腕が上がりにくいです…。。)



…そんな風友を、

昨日はあたし、かなり叱ってしまいました…。


…きっかけは、朝ご飯の時でした。


「…えー、おれ、これ食べたくない!」


風友は、暁希のお弁当を作った残りのおかず(冷凍食品ですが…。。。)を箸で掴むや、すぐに嫌な顔を浮かべました。


「絶対美味しいから、食べてみな!」


…パパに言われても、ものすごい嫌悪顔で応えます。。


「いい、おれ、ごはんいらない…」


終いには、箸を置いてしまいました。



…風友は、いつもこうです。


その日の気分にそぐわない食べ物が出されると、『これきらい!』『食べない!』と、あからさまに嫌な顔をするんです。


特に晩ご飯なんか…ひどいです。。


疲れて作りたくない時でも、一応毎日頑張って作っているのに、

食卓を見るなりそんな顔をされたらたまりません!。。



あたしは…聞いてみました。


「…かざってさあ、学校の給食で嫌な物が出たらどうしてるの?」


すると風友!


「食べてるよ、きゅう食おいしいもん」


「………」


あたし、イラッときました。


それって…ママのご飯は美味しくないってこと?


そりゃあ、確かに美味しく作れない時もあるかもだけど…、


それでも暁希は、いつだって嫌な顔せずにパクパクニコニコ食べてくれているのに!


とにかく風友は、ご飯に対する感謝が薄過ぎる!!!


「…わかった…。じゃあ…」


…ああ…。

こんな事、親として言ってはいけない!と解っていたけれど…。


「わかった! じゃあ、もうかざはマが作ったご飯食べないでね!ママ、二度とかざにご飯作らないから!」


…あたし、怒りに任せて言ってしまいました…!!!。。



そして夕方…。


風友が学校から帰って来て、ご飯の支度を始める時にも、


「今日から、かざのご飯作らなくていいんだよねー♪」


なんて…子供じみた事を言いながらご飯の支度をしていました。


当然風友は…、


「やだ!おれも食べる!」


と繰り返すけれど、

あたしの怒りは収まらず…。(ごめんなさい…)


「絶対に食べさせない!…かざは、ご飯が食べられない国の人たちの苦しみを味わった方がいいよ!そうすれば何でも美味しく食べられるんじゃない?!」


…と、貧困の国々の話を取り入れながらまくしたてて…。


「第一、…学校で給食が食べられるんだから、いいじゃん!!!


恥ずかしくも、給食への嫉妬心を丸出しにして怒鳴ってしまいました。


更に、とどめの一撃!


「かざがどんなにお腹すかせてても、ママは知らないからね!!!」


…可哀想な事ばかり、言ってしまいました…。



言いながら、

『こんなこと言ってはダメ』

と解っているんです。


なぜ、こんなにイライラしたんだろう…。


怒鳴りながら、

ごめんね、ごめんね、って思っているのに。



…目の前の風友は、

昔のように泣くことはせず、


ただ、悲しそうな顔をして目線を下げていました。



…すると…、


「………」


暁希が、

ゆっくりと歩いてやって来ました。



先程からおとなしくゲームをしていたと思ったのに、


泣くのをこらえて、

えぐえぐ言いながらやってくると、


あたしの顔を真っ直ぐに見て、こう言いました。



「ママ…、かざに、ごはんたべさせてあげて…」



同時に、

ポロポロと、暁希の涙が小さな頬を伝いました。



…あたしは当然、罪悪感でいっぱいになりました。



声をあげて泣いてしまいたかったです。


胸が苦しい。

どうしてあんなこと言ったんだろう。



暁希を抱きしめて、

『大丈夫だよ、そんなことしないよ』

と、言いました。



襲いかかる自己嫌悪。


こんな悪い事を言う親なら、いない方がいいんじゃないか。


風友が可哀想で可哀想で…、たまらなく苦しくなりました。



…こんなに怒ってしまったのは、久しぶりでした。



晩ご飯の後、風友をきつくきつく抱きしめながら、


『ごめんね…、ママが悪かったね…』


気持ちを伝えました。




もう二度と…あんな言葉はかけまいと誓いました。



怒っても、叱っても、

嘘を言うのだけはやめよう。


『あなたにそんな事を言われると悲しい』


きとんと、そう伝えればよかったんだよね。



親子なのに、意地をはって、子供じみた事を言って、


今日のママは最低でした。



出来れば忘れてほしい…。。けれど、

もう、8歳と6歳の記憶には、残ってしまうかな…。




…お風呂上がり、

風友はふいに、あたしの胸に顔をうずめてきました。



大好きなこの子…。



絶対に絶対に、もう嘘はやめよう。



今日はあたし、うんと、うんと反省します…!















Posted by anan at 23:18

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