2016. 02/24 (水)
最低なママ…。
【風友は8歳4ヶ月・暁希は6歳1ヶ月】
写真は、日曜日の風友です。
二重跳びの回数を競ってあたしに負けた事が悔しいのか、
外で一生懸命に二重跳びの練習をしていました…☆
(おかげで一昨日あたりから腕が上がりにくいです…。。)
…そんな風友を、
昨日はあたし、かなり叱ってしまいました…。
…きっかけは、朝ご飯の時でした。
「…えー、おれ、これ食べたくない!」
風友は、暁希のお弁当を作った残りのおかず(冷凍食品ですが…。。。)を箸で掴むや、すぐに嫌な顔を浮かべました。
「絶対美味しいから、食べてみな!」
…パパに言われても、ものすごい嫌悪顔で応えます。。
「いい、おれ、ごはんいらない…」
終いには、箸を置いてしまいました。
…風友は、いつもこうです。
その日の気分にそぐわない食べ物が出されると、『これきらい!』『食べない!』と、あからさまに嫌な顔をするんです。
特に晩ご飯なんか…ひどいです。。
疲れて作りたくない時でも、一応毎日頑張って作っているのに、
食卓を見るなりそんな顔をされたらたまりません!。。
あたしは…聞いてみました。
「…かざってさあ、学校の給食で嫌な物が出たらどうしてるの?」
すると風友!
「食べてるよ、きゅう食おいしいもん」
「………」
あたし、イラッときました。
それって…ママのご飯は美味しくないってこと?
そりゃあ、確かに美味しく作れない時もあるかもだけど…、
それでも暁希は、いつだって嫌な顔せずにパクパクニコニコ食べてくれているのに!
とにかく風友は、ご飯に対する感謝が薄過ぎる!!!
「…わかった…。じゃあ…」
…ああ…。
こんな事、親として言ってはいけない!と解っていたけれど…。
「わかった! じゃあ、もうかざはマが作ったご飯食べないでね!ママ、二度とかざにご飯作らないから!」
…あたし、怒りに任せて言ってしまいました…!!!。。
そして夕方…。
風友が学校から帰って来て、ご飯の支度を始める時にも、
「今日から、かざのご飯作らなくていいんだよねー♪」
なんて…子供じみた事を言いながらご飯の支度をしていました。
当然風友は…、
「やだ!おれも食べる!」
と繰り返すけれど、
あたしの怒りは収まらず…。(ごめんなさい…)
「絶対に食べさせない!…かざは、ご飯が食べられない国の人たちの苦しみを味わった方がいいよ!そうすれば何でも美味しく食べられるんじゃない?!」
…と、貧困の国々の話を取り入れながらまくしたてて…。
「第一、…学校で給食が食べられるんだから、いいじゃん!!!」
恥ずかしくも、給食への嫉妬心を丸出しにして怒鳴ってしまいました。
更に、とどめの一撃!
「かざがどんなにお腹すかせてても、ママは知らないからね!!!」
…可哀想な事ばかり、言ってしまいました…。
言いながら、
『こんなこと言ってはダメ』
と解っているんです。
なぜ、こんなにイライラしたんだろう…。
怒鳴りながら、
ごめんね、ごめんね、って思っているのに。
…目の前の風友は、
昔のように泣くことはせず、
ただ、悲しそうな顔をして目線を下げていました。
…すると…、
「………」
暁希が、
ゆっくりと歩いてやって来ました。
先程からおとなしくゲームをしていたと思ったのに、
泣くのをこらえて、
えぐえぐ言いながらやってくると、
あたしの顔を真っ直ぐに見て、こう言いました。
「ママ…、かざに、ごはんたべさせてあげて…」
同時に、
ポロポロと、暁希の涙が小さな頬を伝いました。
…あたしは当然、罪悪感でいっぱいになりました。
声をあげて泣いてしまいたかったです。
胸が苦しい。
どうしてあんなこと言ったんだろう。
暁希を抱きしめて、
『大丈夫だよ、そんなことしないよ』
と、言いました。
襲いかかる自己嫌悪。
こんな悪い事を言う親なら、いない方がいいんじゃないか。
風友が可哀想で可哀想で…、たまらなく苦しくなりました。
…こんなに怒ってしまったのは、久しぶりでした。
晩ご飯の後、風友をきつくきつく抱きしめながら、
『ごめんね…、ママが悪かったね…』
気持ちを伝えました。
もう二度と…あんな言葉はかけまいと誓いました。
怒っても、叱っても、
嘘を言うのだけはやめよう。
『あなたにそんな事を言われると悲しい』
きとんと、そう伝えればよかったんだよね。
親子なのに、意地をはって、子供じみた事を言って、
今日のママは最低でした。
出来れば忘れてほしい…。。けれど、
もう、8歳と6歳の記憶には、残ってしまうかな…。
…お風呂上がり、
風友はふいに、あたしの胸に顔をうずめてきました。
大好きなこの子…。
絶対に絶対に、もう嘘はやめよう。
今日はあたし、うんと、うんと反省します…!
Posted by anan at 23:18
