【風友は生後5ヶ月と22日】

今日は、旦那さんの両親とお義姉さん夫婦、そして緊急参加が決まったあたしの父とでお花見に行ってきました！☆

母が来れなかったのは残念だけど、

今年も皆、変わらずに元気でこの場所に来ることが出来た☆

「花見日和だねー☆」

お義母さんが空を仰ぐ。

…ここ、隣町の桜の名所には、今日も大勢の花見客☆

始終後ろから抱っこのラブラブカップルや、
鍋パを開催して警備員に怒られたノリノリ学生軍団など、

どこを見回しても、親近者で囲む小さな確かな幸せの輪がいっぱい！☆

こうして輪になってお弁当を食べる機会って、花見ぐらいしかないもんね☆

良い伝統だ！☆

…酒に酔い、奇怪な歩き方を披露する父を見て見ぬ振りをし、

あたしは、膝の上にちょこんと座る風友の髪を撫でる☆

…そう、今年は、

去年、『来年はきっと一緒に来れるよね』
と、考えてやまなかった風友と一緒にいる。

夢みたい…！☆

嬉しくて嬉しくて、
あたしはとにかくデジカメやハンディで風友を撮ろうと必死になる。

スクープを狙う記者、
もしくは世を忍ぶスナイパーばりにシャッターチャンスを狙っていたため、

後で気づけば、
お弁当、もっと食べておけば良かった！！
と、少しだけ後悔。

「…風友、良く寝てるね」

ほろ酔いの旦那さんが、桜の木陰で眠る風友の顔をのぞき込む。

「…うん、可愛いね…☆」

また来年も、来れるよね☆

…桜の時期に、花咲くような幸せを眺めに来よう！☆