【風友は3歳1ヶ月・暁希は生後10ヶ月と24日】

あれから…暁希の風邪は鼻詰まりがひどくなり、

初めての状況に、あたしはとても困惑してしまいました…。
(風友は、あまり鼻風邪をひかなかったんです…)

常に口呼吸なのか、
鼻水と一緒に、よだれもダラダラ…。

苦しいからか、いつもの笑顔もなく…、

夜中も、何度も何度も、泣きながら起きてしまいました。
(本当に可哀想でした…)

…そしてやはり…、

おっぱいも、まともに飲めないようでした…。

前日のように、
少し吸っては泣き、少し吸っては泣き、を繰り返すんです。

『苦しいからかな。…それとも、おっぱいが嫌になっちゃったのかな…』

…あたしは相変わらず、一日中考えました。

8対2で、『苦しいから』だとは信じていましたが、

おっぱいを吸い、途端に泣き出す暁希を見ていると、

やっぱり、おっぱいを嫌になってしまったのではないかと感じて、

悲しくて不安で、たまらなくなりました。


…部屋には、暁希の泣き声。

いつも必ずおっぱいで寝かせていたから、

どうしたらいいのか、一瞬自信が無くなってしまった。

ダメなママだ…。

今だって、
暁希が泣いている時に、

あたしはこうして、自分の事ばかり考えている。

悲しくて、情けなくて、不安で、

あたしは、暁希と一緒に声をあげて泣きました。


…泣いたらおっぱいを飲んでくれないかな、

奇跡がおきないかな、と一瞬思ったけれど、

そんなことはあるはずもなく…。

ただ少し、
自分の中で、スッキリした事だけが救いでした。


…おかしいですよね。

たかがおっぱいなのに、
拒否される事が本当に怖くて、

暁希を、やけに遠くに感じている…。

…暁希は元気なのに、

ただ、おっぱいを飲んでくれないだけで、
(しかも鼻詰まりのせいかもしれないのに)

あたしはこんなに、悩んでしまっているんです。
(辛すぎて辛すぎて、昔、失恋した時の事を思い出しました)


そして…、

今朝になっても鼻詰まりは治らず、

午前中に、今度は近所の耳鼻咽喉科を受診しました。

すると…鼻水を吸引してもらったことによって、

暁希の鼻詰まりが、一時期に解消されたんです！
(先生も驚くくらいの、ものすごい量の鼻水が取れました！)

吸引では泣き叫んでいた暁希も、

待合室に戻ると、
スッキリと、穏やかな顔になりました…。

…良かった…☆


「口を閉じた暁希ちゃん、久しぶりに見たよー…」

あたしと旦那さんも、安堵の息を漏らしました。


…車に乗り、
こわごわと、おっぱいをあげてみる。

鼻詰まりが解消された今、
もしも、やっぱりおっぱいを飲まなかったら、

あたしは…今度こそ卒乳の覚悟を決めなければならない、と思ったけれど、

「暁希ちゃん…」

祈るように見守るあたしを、不思議そうに気にしながら、

暁希はきょとんとした面持ちで、

「…飲めたね…、…良かったね………」

ちゃんと、おっぱいを飲んでくれました…。



…一昨日のブログにも同じような事を書いていたのに、

読んでくれている皆さまには、本当にすみません…。

でも…あたしにとっては、

やっぱり、一大事だったんです。


…それ以後も、

暁希はおっぱいにいまいち集中していない感じが続いているので、

あたしの不安も、まだまだ拭えない状況です。


…必ず暁希も、いつかは卒乳してしまう。

明日なのか、一年先なのかは判らないけれど、

だからこそ、
ママの希望が通るならば、

少しでも長くおっぱいを飲んでほしいと、
心から思いました…。


おっぱいをあげていると、

赤ちゃんだけでなく、
ママも、安心するそうです。


大好きな我が子がここにいる。

安心しきって、ママに身を委ねて。

そんな時間がなくなってしまうのは、やっぱり寂しいんです。


…けれどいつか、その日が来たら、

悲しんで、悲しんで、

思いっきり悲しんだ後に、

この『成長』の喜びを、少しずつ感じていけるんだ、とも思います…。


風友の時もそうだったように、

ヘタレなあたしでも、
乗り越えられるように出来ているんですよね…☆。。


悲しい時は思いっきり悲しんで、

嬉しい時は、手放しで喜んで、

それでいいんだと思うようになりました。

…一段抜かしで、登る必要なんかないんですよね。


これからも真正面から育児をしていこう。


鼻水を垂らしながら笑う暁希を見て、

今回は本当に、そう思いました…☆