2008. 08/08 (金)
世界一のやすらぎ
【風友は生後9ヶ月と25日】
あたしが風友を寝付かせるのによく歌う歌は、『いぬのおまわりさん』です☆
いつもいつも聞かせているせいか、
風友も、この歌を聞くと上体をぺたんとあたしに預けておとなしくなってしまいます☆
ママの声と、聞き慣れたメロディーに安心するのかな?☆
もしそうならママ、最高に嬉しいな…☆
…今夜も、あたしはふとんに横たわる風友に優しく歌いかける。
ちいさく歌うあたしの声に聞き入る風友は、
横を向いて寝転がり、顔の前でもじもじとそのちいさなお手々を重ねている。
表情は目を伏せて、どこか神妙な面もち。
…何を考えてるの?
あたしは歌いながら、我が子の顔をのぞき込む。
こうして風友も、そのうち物思いにふけったりするようになるのかな。
たとえば学校での席替えや学級会の事。
そんなささいな事でも、子供の頃は大事件に思えてしまうんだよね…☆
…やがて風友は、瞼を閉じる。
眠ったみたい…。
不器用に合わさったちいさなふたつの手に触れながら、
あたしは、愛しさにあたたかくなる胸いっぱいに風友の幸せを願った。
…いつまでこうして、風友の眠る瞬間を見ていてあげられるんだろう…。
日々をこんなに大切なものに変えてくれたあなたへの、
子守歌は、ほんのプレゼント。
この世界一のやすらぎがいつまでも、
我が子のそばに、ありますように…。
Posted by anan at 01:27
