2012. 04/18 (水)
入院3日目、恐れていた展開。
【風友は4歳6ヶ月・暁希は2歳3ヶ月と1日】
恐れていた展開になりました…。
風友が、熱を出して幼稚園を休んだんです…。
今日は、お義母さんが一日風友をみてくれていたのですが、
今朝会った風友は、
とても顔色が悪く、
もしかしたら…と、
悪い予感が止まりませんでした。
(今朝もお風呂に入るため、何より風友に会うために、一度家に戻りました)
…まずは暁希ですが、
気持ちが悪かったのか、
今日は、夕方まで頻繁に泣きました…。
喋らず、表情もなく、
変わらず、『抱っこ、抱っこ…』です。
…でも、
昨日までと明らかに違うのは、食欲です!
運ばれてきたご飯を見ると、
「わぁー、あかちゃんの、ごはんだー…!」
…メニューには選り好みもありますが、
家から持ってきたゼリーなども含めて、
ほぼいつものように、パクパクと食べました…!☆
…良かったよー…☆
…水分も採れて、
経過も比較的順調とのことなので、
明日には、点滴を外しても大丈夫なようです!
(日に何度も『これ(点滴)、はずすよー』と泣かれたので、あたしも本当に嬉しいです…☆)
けれど…、
暁希は少し、ホームシックになっているように感じました。
今日は、小児科病棟に空きができたので、部屋の移動があったのですが、
(今までは一般病棟にいました)
部屋から2日ぶりに外(廊下)に出た暁希は、
一気に、表情が明るく、口数が増えました。
「ねこちゃん(写真)だー、エレベーター、だー、お部屋、いっぱいあるねー☆」
抱っこされた背筋も、ピンと伸びています☆
更に、小児科病棟へ入ると…、
「わー、アンパンマン、だー!☆」
壁には、一面にアンパンマンと仲間たちたちが飾られていて、
楽しそうなプレイルールもありました…!☆
暁希も、嬉しそうです!☆
(もちろんあたしも☆)
…。
けれど…。
…暁希が通されたところは、
そこを通り過ぎた先の、
ガラス扉で仕切られた、『感染症病棟』でした…。
…そこは、アンパンマンもいない、
殺風景な二人部屋の、暗い廊下側でした。
…あたしも母でさえも、落胆が隠せないでいたら、
暁希が、悲しそうに泣き出しました。
…するとそこに、
小児科の看護師さんたちが早速検温や血圧測定に来たので、
(白衣と見ると、痛いと泣き出すんです…)
暁希はもはや、絶望とばかりに大声で泣き続けました。
…せっかく、アンパンマンがいっぱいのところに来たのに、
感染症のロタウィルスの暁希は、
この部屋に、また閉じ込められてしまうんです。
(↑暁希の立場からすればです…)
それは、仕方のないことですが、
『もういいです!帰ります…』と言って、
暁希を、
このまま家に連れて帰ってあげたくなりました…。
…すると、その後すぐ…。
お義母さんから、
風友が吐いたと電話で聞きました。
恐れていた結果です。
やっぱり風友も、ロタウィルスに感染してしまったようでした…。
…熱も高く、ぐったりしていると聞き、
離れている分、
心が余計に痛みました。
…しかし、
不思議なことに、
一方の暁希が、みるみるうちに元気になったんです…。
笑顔が戻り、
ずっとニコニコと喋り続け、
ベッドの上で柵に掴まり、立ち上がってふざけるまでに回復しました。
もうほとんど、いつもの暁希です。
…そんなこと、あるわけないけれど、
お兄ちゃんの風友が、暁希の辛さを背負っていったように思えて、
なんだかとても…、複雑でした。
今はとにかく、風友が心配です。
早くみんなでまた、元気に遊びたいね…。
Posted by anan at 23:49
