2012. 08/24 (金)
長野・群馬家族旅行!☆その1☆
【風友は4歳10ヶ月・暁希は2歳7ヶ月と7日】
今日から、旦那さんの両親と一緒に、
一泊で、長野・群馬への家族旅行です…!☆☆☆
…この日を、
楽しみに、楽しみにしていたあたし!☆
あまりに楽しみにしすぎていたせいか…、
なんゆうこと…。。
体調を、最悪の状態に崩してしまいました。。
…今日は3時起きで、4時には家を出る予定でした。
けれど、前日にいろいろ薬を飲んだにもかかわらず、
(ユンケルや、今まで病院で処方されていた抗生剤とか…いろいろ飲んでみた)
↑それって大丈夫?。。
熱っぽくて、喉や声もおかしいまま…、5時前の出発となりました。。
(お義父さんお義母さん、遅れて本当にすみません…)
家を出た後、車に蚊が大量に入り込んで大変だったけれど、
どうか…、どうか熱は上がりませんように!。。
…ちなみに、
今回の旅行は、ワンボックスカーをレンタルしました!☆
VOXYです☆
どうぞよろしく、お願いね…!☆
(前日に借りた時はタバコ臭くてビビったけれど、ファブリーズで何とかなったよ!☆)

さて、
地元を5時に出たあたしたち☆
初めの目的地は長野県の菅平だったので、
片道、5時間はかかる覚悟で行ったのですが…、
…あらら!
8時半過ぎに、上田菅平のインターに到着してしまいました!☆
あまりに早く着いたので、皆でビックリ☆。。
途中、歴史好きの旦那さんの希望で真田雪村館(だったかな?)に寄ってみたのですが、
あまりに早すぎて、まだ開館していなかったです…。
…そして、
菅平の高原道路を通り、
(スイスみたいにキレイな景色がありました〜☆)
ゆっくり、ゆっくりと、善光寺に向かいます☆
『…長野に行くんだったら、絶対に善光寺に行きな!』
母や友達の助言を受けて、ぜひ、行ってみたいと思っていた場所でした☆
…けれど…、
レンタカーのナビが旧型だったこともあり、善光寺への経路が、素早く見つけられないあたしたち。。
「…じゃあ、スマホでナビをしてみようよ!…『ぜんこうじ』!」
あたしは、スマホのカーナビアプリで、音声認識で善光寺を検索しました。
すると…、
思ったより、善光寺は近くでした!☆
順調に、スマホのナビで車を進めていくと…、
「…あ…、…あれ?…、……ここ…、…え?。。」
着いた場所は、田んぼや畑の一角にある、ちいさなちいさなお寺でした…。
「…」
のどかな田園風景の細い路地を、
あたしのナビを信じて運転してきたお義父さんも、一瞬…、ピタッと固まっていました☆
おかしいと思ってスマホの画面を良く見ると…、
そこには、
『真光寺』
と、書かれていました。
「…」
「…あれ?」
「し・ん・こ・う・じ!…しんこうじだよここ!!!」
…みんなで、大爆笑でした。
しばらく、本当に笑いが止まりませんでした☆。。
(でも、本当にごめんなさい…)
もちろん、すぐに引き返してしまったけれど、
せっかくだから、手を合わせてくれば良かったかな…☆
…そして、その約一時間後、
あたしたちは、無事に善光寺に到着しました…!☆
車を降りると、外の暑さにビックリ!
長野って、涼しいイメージを持っていたけれど、
やっぱり、夏は夏で暑いんですね…☆
…まずは、お蕎麦屋さんでお昼を食べて、
風友のリクエストで、かき氷ももらいました☆
ふわふわの氷が、とっても美味しかった…☆
…けれど、
この後、あたしの体調が更に悪くなってしまいました…。
急に食べたせいか胃も痛くて、
『倒れるかも…』
暑さでくらくらして、そんな弱気なことを考えながら歩き進めていました。
…なんで、今日に限って…。
…善光寺に行くならば、
『ご戒壇巡り』を、絶対にしたいと思っていたので、
半ば意地で、歩きました。
お義父さんもお義母さん、旦那さんも、
あたしを気遣って、
荷物を持ってくれたり、優しい声をかけ続けてくれました。
嬉しかったです…。
家族と言えど、
せっかくの旅行なのに、気を遣わせてしまって本当にごめんなさい。
心から、申し訳なかったです…。
…風友と暁希は、
そんなママの状態はつゆ知らず、楽しそうに手を繋いで歩いて行きました☆

また風友は、
自動販売機と見ると、
「ジュース!!ジリジリ(炭酸飲料)かってー!!☆」
と騒ぎ、駄々をこねます…。
…子供たちの楽しそうな姿に励まされながら、
いよいよ、本堂の中の『お戒壇巡り』に向かいます。
この階段を下りると、
通路は、一寸先の光も見えない、真の暗闇だそうです。

その通路を手さぐりで進んで、
見事、『極楽の錠前』を探し当てると、極楽浄土が約束されると言われているみたいです。
なんか…、面白そうですよね?!☆
…初めは、子供たちは下に連れて行かないつもりだったのですが、
(絶対に怖がるから…)
この場に来たら、
勢いで、連れて行くことに決めました!☆
「…じゃあ、入ろう!」
まずはお義父さんが暁希を抱っこして、
その後にあたし、風友を抱っこした旦那さん、お義母さんと続きます。
…中に入り、数メートル進むと…、
早速、視界がほとんど奪われました。
…想像以上の暗さ!
「…もどってー…、まま、もどろうよーー!」
暁希が、大声で泣き始めました。
「…大丈夫だよ、暁希!」
あたしはすぐに、
暗闇の中、じいじの肩越しに暁希のちいさな手を探し当てて握りました。
「じいじが抱っこしてるし、ママもお手々握ってるよ、後ろには、パパもおにいちゃんもばあばもいるよ…」
…延々と泣き続ける暁希に、アンパンマンの歌を歌いました。
『怖い、早く出たい!!』
…あたしも、そう思っていました。
既に視界はゼロで、
真の暗闇はこういうものかと思いました。
山奥の夜でも、
普段目をつぶっていても、ここまでは暗くならない。
闇が体にまとわりついて、
方向感覚も解らなくなり、
目を、つぶっている方が楽でした。
壁に当てている手だけが頼り。
本当に早く出たいのに、
通路は団体客で入り組んでいて、
ちっとも、前に進まなくなりました。
出られなくなったらどうしよう…なんて不安が胸をよぎり、
怖さで、あたしも皆に喋り続けました。
やがて暁希が、泣きやみました。
風友は、始終静かにしていました。
きっと暁希が大泣きしたから、
お兄ちゃんとゆう立場上、泣かなかったのかな…。
…すると、
『ガチャ、ガチャ』
前方から、金物の音が聞こえてきました。
『あった、これだ、…明るくなってきた!』
…前を行く人たちの、こんな声が聞こえてきました。
「○○ちゃん、これだよ!」
間もなくしてお義父さんも、
錠前を探し当てたのか、大体の場所を教えてくれました。
やがてあたしも錠前を探り当て…、
少し進んだところに、淡い光を見つけました。
「………よかった…、出られた…!!」
最後は、足早に駆け抜けました。
(錠前を過ぎたら一気に列が進んだ。。)
…日の光に安心する。
こんなに、怖い思いをしたのは久しぶりでした…。
甘かった。
お戒壇巡り、本当に貴重な体験でした。
…暁希と風友、本当に良く頑張ったね…。
あたしとお義母さんで、口々にそう言いました。
…外に出ると、
既に二人はいつもの調子で、
始めはあんなに泣いた暁希も、
「くらかったねー、まま☆」
なんて、笑顔を見せてくれました。
もう…、いっぱい抱っこをしたかったです!!!☆
(けれどやっぱり体調が悪かった…)
「…暗いって怖い、不安になるよね…」
お義母さんも、しみじみとそう言っていました。
(お義母さんも怖くて、前を歩く旦那さんのかばんの紐をしっかりと持っていたそうです…☆)
…だけどこれで、
極楽浄土に行けるのかな、あたしたち☆
…そしてこの時、
あたしの体調も、少しは回復していたのですが、
(暁希が泣いていたからシッカリしようと思っていたせいか、胃は治った!☆)
皆の言葉に甘えて、
少し早めに、宿に向かう事にしました…☆
…善光寺から車で一時間ほど、
湯田中温泉郷に、今宵の宿がありました!☆
続きは、次の記事で書きますね…!
【長野・群馬家族旅行!☆その2☆に続きます→】
Posted by anan at 23:02
