ananの出産ドキュメント ananが妊娠について学んだこと ananの妊婦なイラスト トップページへ戻る

『マタニティな日々と、ママの日々』
子供たちに読んでもらう時のために、素直な思いを綴っている日記です。
良かったら、読んでみてくださいね☆。。(開始日:2007年3月7日)


  

    

2016. 04/06 (水)

鍵を無くした!。。。

【風友は8歳5ヶ月・暁希は6歳2ヶ月】


今日は、あたしの仕事がお休みでした!☆


子供たちが春休みの間、実質1日しか休みが無かったのが残念でしたが…、
(二人のばぁば、本当にありがとうございました…☆)


風友は、今日から3年生としての新学期☆

そして、暁希の入学式は、明日に控えるだけとなりました…!☆


今、改めて、子供たちが大きくなったなあと実感しています…。



…さて今日は、

暁希の入学準備も何とか終わらせて、
(昨日一日で袋類8枚←風友の分も。。全部縫いましたーーー!!!☆)

お天気に釣られるがままに、外へ出ました!☆


公園、気持ちいい〜!!!☆

画像(240x180)

桜、満開です…!!!☆☆☆


…コンビニでお弁当を買って外で食べようと、

暁希と二人で近所の桜並木の公園に来ました!☆


すると…、公園には幼稚園の時のお友達がいっぱい…!☆☆☆


中には賢い友達もいて、


「明日(の入学式)は雨の予報だから、今からスーツ着てランドセル背負って写真撮りに来ようと思ってー☆」


なんて言っていた友達ママも…!
(賢い!本当に賢い!!!)


「…暁希、どうしようか?!暁希も着替えてランドセル持ってここに来る?!?!」


…なんて言いながら、

取り敢えずシートを敷いてお弁当を食べました☆

画像(200x267)

すると暁希ったら、

急に上を向いたまま、動かなくなったんです。


どうしたの?と聞いたら、


「おはなみだから、ちゃんとおはなもみなきゃとおもって…☆」


と…☆。。


…さすがは暁希ちゃん!


なんてカワイイの…!☆☆☆


あたし、トロンととろけてしまいました…☆。。



…そんな時です!!!。。


『警察署です。ドライバーの皆さん…』


急に、パトカーが巡回に来ました。


『公園沿いは駐車禁止です。ただちにお車を移動させて下さい』


拡声器?で、車の移動を指摘されてしまいました!。。

(あたし、バッチリ路駐していました)←暁希にとろけている場合じゃなかった!!!


路駐していた車は、約10台ほど。


皆さん、ぞろぞろと移動させていたので、

『ママ達もいこうか。。』と、車に戻ったのですが…、


なんと…、


ない。

車の鍵がない。


入れたはずのポケット、カバン、

どこを探しても、ない。



鍵がない…!!!



「…どうしよう暁希ちゃん!!!鍵がない!」


…あたしが言うと、

雰囲気で現状を察していたのか、暁希はすぐに泣きそうな表情を浮かべました。


「ママ!はやくくるまあけて…?!」


「…ダメなの、鍵がないから開けられない。車も動かせない…警察来てるのに


「けいさつきてるのにあかないの…?。。」


暁希も事態を理解しているらしく、一緒に車の周辺を探してくれました。


でも、落ちていない…。



…やる事は、一つしかない。


あたしは不安そうな暁希の手を引いて、公園に来てから歩いた道を戻りました。


「一緒に探してくれる?」


「うん、ぼくこっちさがすね…!」


暁希は、一変して頼もしさを感じるほど、懸命に地面を探してくれました。


そんな暁希に心配をかけている事が情けなくて、あたしも、それこそ泣きたい気持ちで鍵を探しました。


黒い小さな鍵。

絶対にこの公園に落ちているはず。


でも…、

3往復しても、鍵は見つかりませんでした。


どうしよう。

遊びに来ている子供が見つけていたら、砂場に埋めちゃったりしているかもしれない。


もう、見つからないのかな…。



…しばらく探しても鍵は見つからず、

風友が学校から帰ってくる時間も迫っていました。


あたしはどうすればいいのか解らぬまま母に連絡を入れると、

母は、家に来て風友を待っているからね!と言ってくれました。


そして、旦那さんにも電話をして、車の保険会社に通報してもらいました。


もう…あたしは、一体何をしているんだろう。


自己嫌悪で頭が重い。

でも、暁希を不安にさせてはいけない。


「今ね、車屋さんが来てくれて、鍵を開けてもらえるからね、良かったね…☆」


そう言うと、


「じゃあぼく、ここであそんでてもいい?☆」


暁希は、公園の入り口で遊びはじめました。


…ほどなくして保険会社さんからあたしに電話があり、公園のおおよその場所を伝えました。


こんな時なのに、スマホの充電も切れそうでした。


「…ねえ暁希、最後にあっちのほう探してみよう?」


ただ業者さんが来るのを待っている気持ちにはなれず、

あたしは暁希と一緒に、まだ公園内の探していない場所に向かいました。


そこを通ったのは一瞬だけだったので、まさかそこには落ちていないと思ったんです。


すると…、


「…すみません!車の鍵とか探してます?!」


…団体で来ていた女の子のママが、あたしを呼び止めました。


「…はい、探してます…!」


『天の助け』とは、このことだと思いました。


ママさんに促されて走り寄って来た女の子の手のひらには、見慣れた車の鍵が…!


「…これです!!!…ありがとうございます…!!!!!」


…あたし…、涙が出てきました。。


「良かったです〜☆警察に届けようかとか話していたので…」


と、ママさん。


「…ありがとうございます、本当にありがとうございます…」


あたし、深々と頭を下げるしかありませんでした…。



良かった……………。



「ママ、かぎあってよかったね…!☆」


暁希の手を握りながら、車へと歩きました。


「…うん…」


涙がちょちょぎれました。



すぐに旦那さんに連絡を入れ、保険会社さんに謝ってもらうと、
(あたしのスマホ掛かって来た番号にはかけ直せなかったんです…ごめんなさい)

それから、母に連絡をしました。



…車に着くと、

車のボンネットに置いていた荷物とシートを、暁希が進んで車に運び入れてくれました。


暁希…、ちょっぴりたくましくなったのかな。


頼りないママが、反面教師になったのかな?


ごめんね…。


今日は、ありがとうね。。



エンジンをかけると、

どっと、安堵感に包まれました。



あたしと暁希は、


春の日差しで、すこし汗をかいていました…☆。。





















Posted by anan at 23:56

ページのトップへ上へ

  

    
    


4

2016


          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30





powered by a-blog
RSS1.0






Copyright (C) 2009 いつかあなたへ All rights reserved.