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『マタニティな日々と、ママの日々』
子供たちに読んでもらう時のために、素直な思いを綴っている日記です。
良かったら、読んでみてくださいね☆。。(開始日:2007年3月7日)


  

    

2012. 03/11 (日)

あの日から

【風友は4歳4ヶ月・暁希は2歳1ヶ月と23日】


今日は、お昼過ぎに急いで買い物を済ませて、

家で、子供たちのくつろぐ姿を見ながら、

旦那さんといろいろ話しました。


あの日から、一年が経ちました。



一年前のあの日も、

こんな暖かい初春の日でした。





たいせつな人や、

たいせつな故郷の景色を失くされた多くの方々の哀しみは、

あたしの想像にも及ばないものだと解っています。



でも、少しでも解りたくて、

何度も何度も、自分と重ねました。


そんなことをしていても、何のちからにもなれなかったのに。



せめて、復興のために、

目に見えるかたちで支援をしなければと気づくのにも、

あたしは、長い時間がかかりました。


まだまだ、人間が浅いです。




ですがこの一年は、間違いなく、

あたしと旦那さんにとっても、今までで一番悲しく、思い悩んだ一年でした。



子供たちと居ることのあたたかさを、

このブログに綴っていてもいいのかとも、戸惑いました。




…今日、

こうして厳しい冬を越えて、もう一度花を咲かせた家の鉢植えに、

ふと、心が解けました。


画像(200x200)


色淡く、不揃いだけれど、

懸命に花弁を開こうとしている姿。


今日気付いたことも、

あたしの中の、ちいさな奇跡でした。



あたしに出来る事を、これからも考えていこう。



迷った時や、哀しくてたまらない時も、

『生きている、それだけでも』と、

そう思える、強い自分になりたいんです。



あの日失くされた、本当に多くの命や景色を、

せめてこうして、一人一人のちからに変えていかなければ…と、

あたしは、いつも考えているんです。



ずっとずっと、忘れずにいます。


そばにいてくれることは、

あたりまえではないんだと、気付いた日でした。



風友も、14時46分ちょうどに、黙祷をしました。



亡くなられた方々のご冥福を、心より、深くお祈りいたします。












Posted by anan at 22:26

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