2009. 05/06 (水)
おばあちゃんへ
【風友は1歳6ヶ月と22日】
今日は朝早くに、
お義父さんから悲しい連絡が入りました。
四国に住む旦那さんのおばあちゃんが、
未明に亡くなったんです。
「鼻水が止まらない…」
連絡を受けた旦那さんは、何度もちいさく鼻をすすっていた。
「ばあちゃんに風友を見せたかったな…」
おばあちゃんが大好きだった旦那さん。
とても…悲しいよね。
…だけど、おばあちゃんは102歳だった。
大往生だったんです。
きれいな白い肌をして、
背中をまっすぐに伸ばしたまま、
本当に、誰からも好かれながら生きたおばあちゃん。
皆の写真を繰り返し眺めるのが大好きで、
何よりも皆に気遣いばかりをしていた、
本当に優しいおばあちゃんだったんです。
ケアセンターにあたしが一度会いに行った時も、
自分のベッドからわざわざ立ち上がり、
『どうぞ座って』
と、笑顔で気遣ってくれた…。
ベッドの横の棚にはあたしと旦那さんの結婚式の写真が置いてあった事も、
あまりに嬉しくて、
つい昨日の事のように覚えてる…。
もっともっと、生きる気がしていたのに…。
おばあちゃんは、
おばあちゃんの中のおばあちゃん。
沢山生きてくれて、本当にありがとう。
人生のお手本にします。
これからも皆を、見守っていてくださいね…。
Posted by anan at 16:23
