2014. 06/11 (水)
コンタクトを使用している方へ。
【風友は6歳7ヶ月・暁希は4歳4ヶ月】
突然ですが、
皆さまの中で、コンタクトレンズを使用している方はおられますか?
…あたし、実は22年間、ソフトコンタクトレンズを使用していています。
しかも、その使用方法が、かなりひどいものでした…。
『お金がかかるから』と、
2週間の使い捨てコンタクトレンズを3ヶ月くらい使用したり、
時には、1週間くらい付けたまま眠ってしまう事も…。
若気の至り、というか、
若い頃は、自分の健康のことなんて何も気にしていなかったんです。
当然、目の事も。
そのおかげで、コンタクトレンズの代金は浮きましたが、
その代償が、とても大きなものだったと知ることになりました。
…よく、コンタクトを誤って使用すると最悪失明する、とか聞きますよね。
あたしもそのような事は知ってはいたのですが、
その場合、目になんらかの異常が出てくると思っていました。
だから、異常があったら眼科に行けばいいや、と。
…でも、最近知ったのですが、
コンタクトレンズ(ソフトコンタクト)をあたしのように長期間使用していると、
自覚的になんの変わりはなくても、
慢性的な目の酸素不足で、角膜の内側にある『角膜内皮細胞』が減少してくるようなんです。
瞳の透明性を保つこの角膜内皮細胞は、20代でおよそ3300個くらいあって、
年々自然に減少はしますが、
健康な目を持つお年寄りのかたでも、2700個くらいはあるそうです。
しかし、この角膜内皮細胞は、
怪我や手術、コンタクトレンズの使用などによって一度失われてしまうと、決して再生せず、
1000個を切ると、将来白内障などの手術がうけられなくなり、
文献に寄っても違いますが、
500個を切ると、瞳が白濁して視力を失うそうです。
(1000個と記載されていることろも…)
…こんなこと、知りませんでした。
以上の理由で、1500個を切ると、通常はコンタクトレンズの使用を控えなければなりません。
なのにあたし、
昨日、眼科に行ってきたところ、
左目は2200個、
右目が、1800個くらいしか細胞が残っていませんでした。
(先生が写真で見た限りでは、右はもっと少ないかも、と…)
もう、かなりショックでした。
自分のしてきたことなので、
受け入れて、メガネ中心の生活に切り替えるしかありませんが、
視力を失うかも…なんて、
考えると、とても怖いです。
しかも右目は、近視が強いせいか網膜にも一点薄い個所が見られ、
今後も、(網膜はく離にならないよう)経過を見てきましょう、と言われました。
目への圧迫・打撲は、厳禁です。
…小さいころから近視が強かったあたしにしてみれば、
近視の無い目は、本当に宝物です。
今は、でか目カラコンも主流で、ファッションでコンタクトを使用している方もおられますが、
近視が無い方は、どうか目をいたわってください。
そして、コンタクトを使用している方は、定期的に角膜内皮細胞数を測ってもらってみてください。
…一応、
これならまあ、さほど影響はないかな…と、ワンデーアキュビュートゥルーアイを処方してもらえましたが、
(アキュビュートゥルーアイは、酸素透過率が裸眼時の98%と良いそうです)
怖いので、
付けるのは、極力週末だけにしようと思います。
「ママ、目が見えなくなっちゃたらどうしよう…」
昨日は、不安でいっぱいの思いで子供たちを見つめていました。
この子たちの成長した姿、絶対に見たいし、
この子たちの子供が生まれるならば、そのお顔をみたいよ…。
今は、角膜内皮細胞の移植・再生医療も進んでいるみたいなので、
(本当に頑張ってください!)
いたわっていけば、おばあちゃんになっても、視力を保てるかな…。
あたしの目、
今まで、酸素不足にしてごめんね。
皆さまも、コンタクトレンズの使用は、本当に使用方法・時間を守ってくださいね!
どうか、お願いします…!
(そして定期健診です!あたしもこれから必ず通います…!)
Posted by anan at 08:44
